さらに辺境へ旅立つエーレンからの依頼で、ミュリエッタと一緒にお茶会をすることになってしまう! 有能侍女のおしごとファンタジー第七弾、開幕! レビュー 転生しまして、現在は侍女でございます。のレビュー 最新のレビュー 高評価レビュー 職場に恵まれ、そして天職だなんて羨ましい そして恋人に出来て だからチベットスナギツネなんて卑下しないで ますます恋に仕事に頑張れ 主人公が見定めているヒロインに負けるな 脳内おしゃべりには吹き出します 引き込まれる書き方と転生物では珍しいモブキャラですが、転生メインではなく、明るくさっぱりキャラで、楽しく読めます。お仕事ネタでもとっても充実していて、明るい気分になれて次の話がすぐ読みたくなりました。 イケメンだからもてるとか、美人だから玉の輿とか短絡的な内容ではなく、ちゃんと相手を思いやって行動しているキャラ達に、時にはツッコミを入れながら楽しく読んでいます。でも小説の挿絵のユリアは美人ですよね。 オススメ異世界ライトノベル ライトノベルランキング 先行作品ランキング
通常価格: 0pt/0円(税込) 乙女ゲームのストーリー開始"前"の世界に転生したユリア。 王城で侍女として働きはじめたけれど、お仕えするのはゲームで悪役令嬢として登場する王女さまだった!? 「こんなに可愛い姫さまを悪役令嬢になんかさせない!」 お堅い鉄壁侍女だなんて噂されても、自分を慕ってくれる姫さまを絶対幸せにしてみせる! 前世の知識と生活魔法を活かして、ゲームと違う未来へ!…と思ったら、なぜかユリアを気にかけてくるイケメン騎士様が現れて!? 恋愛以外は何でもござれの、有能侍女のおしごとファンタジー! 通常価格: 100pt/110円(税込) 乙女ゲームのストーリー開始"前"の世界に転生したユリア。 王城で侍女として働きはじめたけれど、お仕えするのはゲームで悪役令嬢として登場する王女さまだった!? Amazon.co.jp: “自称"人並み会社員でしたが、転生したら侍女になりました (ベリーズ文庫) : 江本 マシメサ: Japanese Books. 「こんなに可愛い姫さまを悪役令嬢になんかさせない!」 お堅い鉄壁侍女だなんて噂されても、自分を慕ってくれる姫さまを絶対幸せにしてみせる! 前世の知識と生活魔法を活かして、ゲームと違う未来へ!…と思ったら、なぜかユリアを気にかけてくるイケメン騎士様が現れて!? 恋愛以外は何でもござれの、有能侍女のおしごとファンタジー!
とはいえ否定をプリメラさまにお聞かせするのもなんなので一応肯定すると、不思議そうに小首は傾げたものの何も突っ込んだりとかはしませんでした。優しい。 「わたしも、……わたしもかあさまのために何かしたい! できるもの! !」 「プリメラさま」 「必要なら、お父さまにお願いしてウィナー男爵令嬢を遠ざけたりどこかにお嫁に行かせたりさせられるのよ!」 「プリメラさま、それはなりません! !」 王女としての権力をフル活用してでも、そう言い募るプリメラさまに私は思わずぎょっとして大声を出してしまいました。 いえ、お気持ちはとても嬉しいです。 他のみんなが私のために何かをしているのに、自分は何もできていない……そんな無力感に苛まれているのかもしれませんが。 「プリメラさまは立派な王女になろうと努めておいでです。それを私のために 反故 ( ほご) になさるなんて……」 「でも、だって……」 「大丈夫です、そうやって私に味方をしてくれる人がいるのだと思えば心強いですし、なによりもトラブルというトラブルではございません」 「……でも」 段々とまた俯いてしまうプリメラさまの前に、私は膝をつきました。 そうして視線を合わせると、なんだか泣きそうなプリメラさまのお姿があって心がちくりと痛みます。 でも……理由がどうあれ、私のために私情で権力使うとかだめゼッタイ。 しかもそれ、恋愛がらみのトラブルとかあんまり見せたくないヤツぅ! 「確かにウィナー男爵令嬢の言動には驚かされることもございますが、彼女もまた陛下がお認めになった『英雄』である以上簡単にその言動の軽さから罰するなどできません。学びの機会を与えよと陛下が仰せである以上、彼女は多くの人から注意され学ぶものと思われます」 「……ユリアにひどいこと、言ったりしてない?」 「今の所そのような場面はございません」 名前をちゃんと覚えてくれてるのか怪しいけど。 とりあえず彼女から攻撃的に何かを言われたことはない。空気っぽい扱いはされたけど、その程度だったら今までの投書とかの方がねえ……。 「……なら、いいけど。でも、でもね! “自称”人並み会社員でしたが、転生したら侍女になりました | 江本マシメサ...他 | 電子コミックをお得にレンタル!Renta!. プリメラにできることがあったらちゃんと言ってね! !」 「はい、承知いたしました」 ああーもう私は本当に恵まれてるなあ。 とはいえ、あんまりプリメラさまにご心配をかけないように私も気を付けないと。 クリストファが言うようにミュリエッタさんが学園の寮に入るなら、もう会うこともないかもしれないけど……いやまだディーン・デインさま繋がりっていう可能性もあるのか?